三十路になった発達障害児の心に浮かぶよしなしごと

ADHDとASDを脳内に引っさげて今日もブレーキのないまま止まるかぶつかるまでアクセルを全開にするんだ。


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おいこのガチャで爆死した28歳、既婚者なんだってよ!

マジかよ旦那さんメインで稼いでんだろ!?なのにガチャで課金限度額まで爆死するとかひどいなそいつ!誰だよ!私です!!

 

なんかもう自虐風自慢なんだか自慢風自慢なんだかわからなくなってきました。

自虐風自虐かもしれません。

 

まぁ旦那も発達障害なんですが、明らかに私とは特性が全く違います。

多分ADHD優勢の私に対して、ASD寄りの旦那は毎日コツコツ仕事で使う資格試験の勉強しますし、布団に入ったら長くても20分で寝付きますし、朝はちゃんと起きて仕事に行きますし、お腹が空いたら自分でご飯を作ります。

私はお腹が空くと行動用のエネルギーが枯渇するのでご飯作るの苦手だし、そもそも1人でいたら「まだいいかなー」と思っている間にお腹が空いてやる気がなくなってご飯抜かすとかよくやらかすし、掃除は親の仇かよってくらい嫌いです。旦那なんてちゃんと言われなくても掃除機掛けます。えらーい!!

 

 

未だに正しい掃除機の掛け方がわかりません。なんか小さい頃に家の手伝いしてたとき、掃除機かけると「もっと丁寧に!」とか「ゴミ残ってるけどちゃんとかけた!?」って怒られたことはあったんですが、だったらどうしたらいいのか、とかあんまし教えてもらえなかった気がして、なんかほんっと掃除嫌いです。

自分の部屋もだいたい3日でゴミ部屋というか足の踏み場所がない何かに成り果てるのですが、数年に1回は親の堪忍袋の緒が切れて「全部捨てちゃうからね!」とかやられてゴミ袋に片っ端から私物ぶちこまれて泣いて許しを請うたりしていたので……あれ?これ掃除嫌いで当たり前なんじゃ?

 

ちなみに「ちゃんと置き場所を決める」とかは習慣化できた試しがないので、多分私の脳味噌にインプットできないやつなんだと思います。

むしろ部屋に雑然と置いてあるものはなんとなくどこに何があるか把握していたりします。掘ったら出てきます。片付けるとどこに置いたかわからなくなります。

たまに奇声を上げながら探してバスに乗り遅れる?誤差の範疇です。

 

掃除の話じゃなくて旦那の話でした。また今度掃除の話は書こう。たぶん。

 

実際旦那の方が家庭を維持する日常業務(=家事)にも、一般社会での労働にも向いている特性だという自覚はあります。実際に頼り切っています。今、私に家庭で求められている役割はほぼペットと同程度です。

吠えても怒られないからペット以下かもしれない。

今年の5月に引っ越したときにはついに一部屋を私のもの置き場として与えられました。ダンボールはまだ片付いてないです。今9月です。

なんで私と結婚したんだこの人。

 

まぁでも旦那も不安定な時期とかあったり、あと夏になったらスカート履いてたり、割と奇矯な行動に走ることはあります。

私は普通にスカート履いてる旦那とは、「スカート涼しいの?私は脚の間に布がないと肌べたつくから嫌でなー」「俺は逆、布に覆われてない方が快適」と話しています。

男がスカート履くとかー、とかは最初から言わなかったような気がします。

付き合い始めた頃は私もイタい腐女子だったので(今も腐女子だけど多分昔よりはイタくはないぞ……)、女装する恋人とかそういうモチーフにわくわくしていたのは否定しづらい面もなきにしもあらずといった感じですが、まぁそういう旦那を頭ごなしに笑ったり否定したりしなかったとこが、気に入ったのかもしれないなーとは思います。

 

そう考えると手の焼ける存在でありながらも、旦那を頼りつつ色んな面を受け入れ、心の癒しになっているかもしれない私という存在は

 

やっぱりペットじゃねぇか。

 

おあとがよろしいようで。