三十路になった発達障害児の心に浮かぶよしなしごと

ADHDとASDを脳内に引っさげて今日もブレーキのないまま止まるかぶつかるまでアクセルを全開にするんだ。


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ちょっとぉ!ノーベル賞発表されてんじゃん!!

昨日は有給取ってほぼ寝倒してたんですけど!んで夫から「ノーベル文学賞取ったの日系イギリス人だってねー」って言われて「へー……は??もう文学賞?」って思って調べたんですよ。
3日から順次発表されてるじゃん!!
Yahooのトップとかは見てたのに気付かなかったので、ほとんど報道されてなかったんですね……。

日本人が取るかとか心底どうでもよくて!どんな研究が今年の顔として選ばれたのか知りたいんで報道してくれよぉ!
化学賞とか、超高性能な電子顕微鏡の発明が選ばれてるんですよ。つまり化学的発見自体ではなく、その前提となる機具の発明が受賞したんです。前例があるのかまで知らないけどこれは本当にすごい。こういうの、科学の発展を本当に重視してると思います。

だからそれに引き換え日本の報道姿勢はほんっとーに情けない!!
NHKノーベル賞特設サイトとか、文学賞しか結果載せてないんですよ!今年受賞するかもしれない日本人とかじゃなくてさぁ!?受賞しそうな実績一覧とかは面白いから結果も!載せて!!

そもそも科学ってのは国境のないものなんだし、最先端の科学的発見は数年なり数十年なりで生活の一部になっている可能性も高いわけです。
いわゆる商業的に利益を上げられるもの、を支えているのは基礎科学。これは理系分野だけでなく、文系分野も含めてですね。
そうなると、それこそ日本における基礎科学の発展を軽視する姿勢は、そのまま百年と待たずに国内生産力や国際競争力の低下に繋がると思うんですけどねえ。
他の国からプランテーション的な労働力の補給場所としか見なされなくなるぞ……。

日本の子供の学力が下がったのなんなの言いますが、大学はもっと実務的なことをやれーとか日本人がノーベル賞取ったかーとか言ってる大人の姿勢が、一番知的水準の低さを感じるのでした。

最後になりましたが、生理学・医学賞の「体内時計を生み出す遺伝子の発見」がADHD的にはとても熱いです。まだハエを使った動物実験段階ですが、これからの発展に興味津々の分野です。
元々体内時計の狂いが多いと言われているだけに、この分野とADHDに関する研究が進むといいなー!