三十路になった発達障害児の心に浮かぶよしなしごと

ADHDとASDを脳内に引っさげて今日もブレーキのないまま止まるかぶつかるまでアクセルを全開にするんだ。


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早死したくないのなら聞かれたことだけ答えなさい(銃口を額に突きつけながら)

なおかなり短期的なスパンで考えるなら、早死しないための正しいアドバイスだと思います。

守らなければちょっと余命数秒くらいになりそうですもんね!

 

まぁ、ちょっと2日連続で別々の『私の背景を別に把握しているわけではない人』から『私を苛立たせるアドバイスっぽいもの』を受け取って、だいぶイライラしたもので、そういう『アドバイスしたつもりでいい気分になっている人』をちょっとペンで殴るべくブログに綴ろうと思います。

いやまぁこれパソコンで打ってますけどその辺は些細な問題です。それにデータをバックアップしておけば、多分ノートパソコンは剣より強いしな!防具的な意味で!!

 

そもそも私達のような発達障害を持つ人間の多くは、おそらくそりゃもう山程のアドバイスを受け取ったことがあると思います。

実際、私達には特性として『苦手なこと』が多いので、それを改善していくためのアドバイスは必要であることも多いんですよ。取捨選択の権利がこちらに存在しているのではれば、大抵のアドバイスはありがたい存在です。

 

ただし、それはあくまで「こちらの求めている解決策について」であることが基本です。

 

 

例えば端的にこの記事とか、一切のアドバイスを求めていないんですよね。

そもそもツイートの文章内で既に解決済み問題だし。だいたい私高校も大学も卒業して今30歳だし。

ということに対して、私のそういった背景を一切無視して何か言われると、それなりにとても腹が立つということです。

 

また、発達障害者が『求めていない』アドバイスってあると思うんですよ。

例えばASDの人に「そんなにこだわらない方が人生楽だよ」とか。

またはADHDの人に「社会人になったら時間を守るもんだよ」とか。

それはたとえ正論であったとしても、相手にとってその難易度がどれだけ高いかを把握していない上に、何も具体的な解決策を示していないという意味で、アドバイスではなく単なるマウンティングに過ぎません。

うつ病の人に「そういう考え方をするから辛いんだよ」とかもそうです。

うるせー!改善できるなら解決しとるんじゃー!

 

まぁ、人に対していい話風のことを言うのは、きっと気持ちのいいことなのでしょう。

しかし少なくとも私には、そしておそらくは多くの発達障害精神疾患の人々には、それを受け止めている余裕がありません。私達は自分の生活や精神状況をより良くするために非常に労力を必要としています。

ぶっちゃけると、私達が高い金を払って(自立支援使っても高いんだからな精神科ってのは!!薬も医療も!しかも原価から高いから病院や薬局に別に利益にならないんだからな!!)薬飲んだり通院したりカウンセリングしたりと必死にケアしている『私達の精神』を、単に自分が気持ちよくなるためのビールか何かみたいに利用していかれると、それなりに腹が立つということです。

 

これは私に関してですが、明るい言葉でアドバイスされたからといって、そっかー!と明るくなるなんてことはありません。むしろ「あっこの人は私が苦しんでいるにしろ、何にしろ別にわかってないんだな」と思うだけです。

気分が落ち込んでいる時に明るい曲を聞く人は確かにいますが、私はどちらかというと無音にするか、どうしても周囲の音が気になる時はイヤホン大音量で軍艦行進曲を聞き続けます。曲調というよりは、管楽器・打楽器の響きの心地よさが私を癒してくれます。曲も好きですが。

そこに「もっと明るいラブソングとか聞けば元気になるよ!」とイヤホンを外されたら、次の瞬間精神状況によってはグーが出かねません。

はっきり言って突然妙なテンションでアドバイスをぶっこんで来られるのは、このイヤホン抜かれるのに極めて近い不快感があります。

 

まぁここで微妙に表題に戻るんですが、要は『必要としているアドバイスが何なのか』を明言されてから答えてくれるとその方が助かるんですよ。

どうしても受け入れられないアドバイスが来たとしても、尋ねたのは自分だし、実行を強制されなければあまり困ることはありません。

しかしまさしく私には、銃を抜いて「聞かれたことだけ答えなさい」と言いたくなる瞬間があるのです。私は、私を『世話すべき存在』と考えてそのように取り扱われることが、基本的には結構嫌いです。

ふ……民間人が銃を持つことが合法じゃなくてよかったな……多分私、アメリカで暮らすことがあったら普通に射撃訓練受けて合法の銃を装備しますからね。

たとえ銃を向けられようが隣の人間が殺されようが、自分は武器を持たずけれど武器の前から絶対に退かない、そのような非暴力不服従、マハトマ・ガンディーの生き方は私にはできません。私はイデオロギーではなく自分の命を守りたいだけの勝手な小市民なのだ。

 

そんなわけでいつも通り話題は逸れに逸れたわけですが、まぁ要するに憂さ晴らしとか八つ当たりとかそっち方面に当たる記事でした!ごめんなさい!

あと別に身近な人に対しての苦言ってわけじゃないですというのだけは伝えさせてくれたら嬉しいです。それに実弾じゃないから!いいよね!!

それではー!